デビュー１０周年を迎えた元ＡＫＢ４８の高城亜樹（２７）が１３日、都内で、フォトエッセー「これまで歩んできた道／これから歩んでいく道」の出版会見を行った。ウェブのみで販売される今作は、高城の子供時代、芸能活動を初公開のエピソードとともに振り返り、未来についても語っている。高城は「どうしてＡＫＢに入ったのかとか、どうして芸能界に憧れたのかとか、という話をする機会がなかった。卒業しても応援してくださる方がいるので、生まれてからのことを知ってほしかった」と経緯を明かした。

　３日に迎えた誕生日をケーキで祝福された高城は「１０年前にＡＫＢの日比谷のコンサートで研究生としてお披露目だった。その時は１０年も続かないと思ってた。不思議な感じもするし、うれしい気持ちもある」とコメント。１７歳だった当時を振り返り、「アイドルを５年くらいでやめるだろうと思っていた。お母さんが私を産んだのが２４、２５歳だったんで、私も２３歳くらいで結婚してるだろうと思ってた。全然、違ってますね」と笑った。今後については「できる限り長くやりたい。柔軟性のあるタレントになりたい」と思いを口にした。

　また、今作を制作する過程で、幼いころに家庭で撮影されたビデオを見ようとした際、デッキがないことが分かったため、「リサイクルショップに行って、デッキを買ってきた」と裏話を明かしていた。