２０２０年の東京五輪で新採用される自転車競技「ＢＭＸフリースタイル・パーク」の中村輪夢選手（１６）が１７日に放送されるＭＢＳ「戦え！スポーツ内閣」（午後１１・５６）に出演し、迫力ある技の数々を披露する。

　「ＢＭＸフリースタイル・パーク」は、制限時間内に「セクション」と呼ばれるジャンプ台を使って技を披露し、高さ・難度・完成度を競う採点競技。昨年の第１回全日本ＢＭＸフリースタイル・パーク選手権で優勝した中村選手は１６歳ながら、東京五輪にもっとも近い選手として注目を集めている。

　番組ＭＣのタレント・武井壮から「空中でハンドルから手を離したり、自転車の車体をブルンブルン回したり。怖くないの？」と聞かれると、スタジオに集まった同競技の選手は口をそろえて「怖いです…」と本音を吐露。それでも中村選手は「『（この技を）決めたらかっこええやろな』と思って」とも話し、恐怖心と戦いながら大技を決めていると明かしていた。

　番組では、中村選手らが実際に技を披露。武井やブラックマヨネーズの小杉竜一も、その迫力に驚いていた。