さだまさし「償い」制作秘話明かす 青森飲酒多重事故受け…

 歌手のさだまさしが23日、日本テレビ系「スッキリ」に生出演し、飲酒運転で夫婦ら4人が死亡した事故に言及。さだは、自身が作った曲「償い」が運転免許の違反講習などで流されているが、運転について改めて「緊張しないとダメ」とドライバーに訴えた。

 番組では、青森で起こった痛ましい交通多重事故について特集。先月起こった事故だったが、4台のうち1台の飲酒運転による暴走が原因だったことが明らかになった。

 この事故にコメントを求められたのがさだ。さだは交通事故で夫を亡くした知人女性の実話をもとに「償い」という曲を制作。現在も違反者講習などで「安全運転の大切さ」を訴える教材として使用されている。

 さだは「ご主人を交通事故で亡くされた方がいて、加害者の方が毎月、賠償金のようなものを毎月送ってくるから、文字を見るだけでもつらくなって、私はお金をいらないからと断ったという話を聞いて」制作したと打ち明けた。「(賠償金を断った)この人もえらいけど、そう言わせた加害者も偉い。よっぽど誠実に謝罪したんだろうなと…。なので加害者友人側からの歌を書いた」と説明した。

 そんなさだに、今回の事故はどう写ったのだろうか。「飲酒運転は論外だけど、自動車は事故を起こす可能性があるもの。機械的にも、自分的にも。本当に緊張しないとダメ」と改めて車は“凶器”になることを意識して運転するべきと主張。今回は飲酒運転をした容疑者の横に同乗者がいたことに「友人が一緒にいたのは問題。乗る前に止めないと…」と残念そうな表情を浮かべていた。

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