古市氏、駅伝ルールに「古臭い」 新ルール提案も小倉から却下される
社会学者の古市憲寿氏が23日、フジテレビ系「とくダネ!」で、プリンセス駅伝で岩谷産業の飯田怜が右足を骨折したために両手、両膝をついた状態で約200メートルをはってタスキをつないだことに言及。「そもそも駅伝のルールが気にくわない」と噛みついた。
番組では、飯田の“四つんばい”でタスキをつないだレースについて、止めるべきか、止めないべきかという視点で議論。かつて、箱根駅伝でアクシデントに見舞われながら棄権した選手、棄権しなかった選手にも話を聞き、選手の心情にも迫った。
自分がタスキをつながなければ、チーム全員に迷惑がかかることから、選手は走ることを選択する可能性が高いが、これに異論を挟んだのが古市氏。「そもそも駅伝のルール自体が気にくわないというか…」と言うと、小倉智昭も「きましたね?」と、数々の炎上発言をこれまでも繰り広げてきた古市氏に警戒感を強めた。
古市氏は「だって、個人の失敗が集団の失格になっちゃうわけですよね?個人の選手生命犠牲にしてもいいという考え方が、すごい古臭いなと思っていて」と持論。そして「だったら、選手が走れなくなりましたっていう所から、タスキをつなげばいいじゃないですか」と、走れなくなったところから次の選手が走ればいいというルールを提唱した。
これに、スポーツに詳しい小倉は「それなら駅伝の意味がない」とバッサリ。伊藤利尋アナも「(選手生命を)犠牲にしていいとは考えてらっしゃらないと思いますが、程度の問題ですね」とフォローしていた。