NHK平成最後の「紅白」 総局長「言える範囲がほとんどない」と恐縮
NHKが24日、放送総局長会見を都内の同協会内で開いた。今年の大みそかで平成最後となる「NHK紅白歌合戦」について、木田幸紀放送総局長が質問を受けたが、「言える範囲がほとんどなくて、まことに申し訳ない」と恐縮しながら回答した。
会見ではNHKの上田良一会長が、振り返りものだけではなく、見る者をわくわくさせるような企画を期待しているという趣旨の発言があったと水を向けられた。木田放送総局長は、今年までの平成30年間を振り返る内容は「当然あるかなと思います」とした上で、次の時代を意識した内容については、「コンセプト的には考えていますけど、具体的にどういうような企画でどうやっていくかは、現場でいろいろな企画をあれこれ検討して作り込んでいるところだと思います」として、もう少し発表まで時間がほしいとした。
司会や出場歌手の発表についても、「相手あっての話なので、なかなかこちらの思惑だけでは進まないんですけども…。いずれにしても発表できる段階になったらすぐにお知らせしたいと思っていますので、もうしばらくお待ちください」と理解を求めた。