松尾諭 鶴瓶役で本人から「思い切ってやって」主演は長男の駿河太郎
俳優の松尾諭(42)がカンテレの開局60周年特別ドラマ「なめとんか やしきたかじん誕生物語」(11月20日、午後7・00)に出演し、落語家の笑福亭鶴瓶役を演じることが25日、同局から発表された。同ドラマの主演・やしきたかじんさん役は鶴瓶の長男で俳優の駿河太郎(40)が務めており、ドラマ上で親子が“共演”することになる。
「関西の視聴率男」と呼ばれ、歌手としても数々の名曲で人気を博したたかじんさん。同作ではその知られざる長い下積み時代から晩年までを、たかじんさんの著書、発言、関係者への取材を基にその半生をドラマで描いていく。
松尾は「息子さんの前で親父をやらなあかんというやりにくさはありますけどね」と苦笑い。以前ドラマで共演したことがある鶴瓶本人からも直接連絡があったといい、「どこから耳に入ったのか、鶴瓶さんから連絡があって。『今度僕を演じられるそうで。思い切ってやってください』って。僕も『思い切ってやらせてもらいます』って言いました」と鶴瓶からエールを送られたと明かした。
一方、父・鶴瓶とドラマで“共演”した駿河は「よう似てるなって感じでしたけどね。僕はちっちゃかったので、あの頃の親父を覚えてはいないんですが、写真のイメージにめちゃくちゃ近かったんで、松尾さんでよかったなって」と太鼓判を押していた。