女優の角替和枝さんが死去 夫の柄本明「原発不明がんにより旅立っていきました」
女優の角替和枝(つのがえ・かずえ)さんが27日午前6時27分、原発不明がんで死去していたことが28日、分かった。64歳。静岡県出身。
夫の俳優・柄本明が所属事務所を通じて報道各社にFAXで死去を報告。「かねてより闘病中でした、妻柄本和枝(芸名角替和枝、享年64)が10月27日午前6時27分、原発不明癌により旅立っていきました。長きに渡り応援して下さいましたファンの皆様、及び関係者の皆様には深く感謝いたします」と記した。
角替さんはつかこうへい事務所を経て、東京乾電池に所属。劇団だけでなく、舞台、映画、ドラマにも出演して愛嬌のある存在感を発揮してきた。長男は柄本佑、次男は柄本時生の俳優一家。佑の妻は朝ドラ「まんぷく」のヒロインを務めている安藤サクラ。
11月23日からは角替さんが演出を務める東京乾電池の舞台「さらっていってよ ピーターパン」が上演予定となっていた。
今後、葬儀は近親者のみで執り行い、後日「お別れの会」を行うといい、柄本は「その際に改めてご挨拶させていただければと思いますので、今はそっとしておいていただければ幸いです」とも記している。