角替和枝さん死去 義娘安藤サクラ、悲しみこらえ29日から撮影再開
女優の角替和枝(つのがえ・かずえ、本名・柄本和枝=えもと・かずえ)さんが、27日午前6時27分、原発不明がんで死去していたことが28日、分かった。64歳だった。夫の俳優・柄本明(69)が同日、所属事務所を通じて報道各社にFAXで発表した。角替さんは約1年前から闘病しており、今月に入って危篤状態に陥っていたという。葬儀は近親者のみで執り行い、後日「お別れの会」を行う。
角替さんの義理の娘にあたる安藤サクラは現在、NHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演中。関係者によると先週末まで大阪で撮影を行っていたという。土・日曜日は基本的に撮休。29日から再び撮影に入ると見られる。関係者は「撮影スケジュールに変更は聞いていない」と話した。
安藤はデイリースポーツなどのインタビューに、同作のヒロインを引き受ける際、角替さんから「これやらないんだったら、事務所も仕事もやめちゃいな」と背中を押され、決断したことを明かしていた。