手タレ金子エミ、ダウン症息子から刺激 ヘバーデン結節も「指曲がるまで…」
パーツモデルの金子エミが29日、フジテレビ系「ノンストップ!」のインタビューに応じ、手の関節が痛むヘバーデン結節の診断を受けたものの、ダウン症の息子のために「お母さんが元気じゃないとと思うので」と、前を向いている心境を語った。
金子は手や足など、「顔、胸、お尻以外」のパーツで勝負する日本トップクラスのパーツモデル。今までも数多くのCM、雑誌などで“手タレ”として活躍してきた。
そんな金子が指の痛みを訴え、検査を受けたところ、16日のブログで「ヘバーデン結節」と診断されたことを告白。インタビューでは医者から「5年したら(指が)曲がっているよ」とサラリと言われたと明かし「私の手タレ生命はあと5年かもしれないという風に…。ちょっと泣いちゃいました」とコメント。「本当に、手だけはやめて!というところじゃないですか。私健康なんです。どこも悪くないし健康なんだけど、手だけが痛くて。よりによってなんで手なんだろうと」と苦悶したことも明かした。
だが、落ち込んでばかりもいられない。「私にはダウン症の子供がいるんですね」。その息子はダウン症の人たちが競う世界水泳大会に出場するほどの実力の持ち主。週に4~5日も練習しており「彼がプールから出て来たときはすごくいい顔をするし泳いでいる姿はすごくカッコいい。だから、手が痛いとか言ってられない」「彼は金メダルが欲しいと言っているから純粋に励まされる。お母さんが元気じゃないとと思うので、だから元気でいなきゃと思います」と息子を思い、笑顔を見せた。
現在は告知から約1週間が経過したが「手タレとして終わるのかもと思ったが、また新たに仕事が始まることもあるので、指が曲がるまで頑張ろうと思う」と前を向いていた。
ヘバーデン結節とは、手の第1関節に痛みが出たり、変形したりする病気で、はっきりとした原因は不明で、予防法などはまだ確立されていないという。