テレビ朝日・一杉丈夫氏が死去 「欽どこ」制作に尽力

 テレビ朝日の元取締役の一杉丈夫氏が25日に亡くなったことが31日、分かった。テレビ朝日が発表した。75歳。近親者による「お別れの会」はすでに執り行われた。

 一杉氏は67年にテレビ朝日に入社。同局の大ヒットバラエティとなった「欽ちゃんのどこまでやるの!」(76年10月~86年9月)の制作に深く関わった。他にも数多くのドラマや報道番組も手掛けた。

 同局の「はい!テレビ朝日です」のホームページには、一杉氏のインタビューが掲載されているが、「欽どこ」制作秘話として、当時ドラマ制作に携わっていた一杉氏は、当時タブー視されていたバラエティ番組の女優出演に踏み切ったと告白。「このことも成功の一つだった」と振り返っている。出演した女優はお母さん役の真屋順子さんだった。

 当時はテレ朝の他、TBS、フジも萩本欽一の番組を抱えていたが、年末のテレビ朝日制作分の特番では視聴率42%をマークしたことも記されている。

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