TBS「大恋愛」好調はキャスティングの意外性 取締役はムロツヨシを絶賛
TBSの定例会見が31日、都内の同局で開かれた。金曜ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と~」(後10・00)の初回見逃し配信再生回数が同局最高167万回を記録したことに、佐々木卓社長は「ドラマの人気とティーバー(民放公式テレビポータル)の認知も上がったのだろうと。160万回を超えたのはビックリしました」と驚きのコメントを寄せた。
ドラマは若年性アルツハイマーにおかされた女医(戸田恵梨香)と、女医をけなげに支える元小説家(ムロツヨシ)の純愛ラブストーリー。26日放送の第3話の平均視聴率は10・9%と上昇が続く。
編成担当の伊佐野英樹取締役は「王道の直球を投げたようなドラマが響いた」と分析。視聴者の興味を引く理由について、「キャスティングの意外性はあるかもしれません。戸田さんとムロさんが新鮮だったのかと。ムロさんに共感できる芝居をしていただいていると思います」と役者の演技をたたえていた。