鶴瓶 セルフ完コピ!自身“そっくり”のキャラクターを熱演「僕が一番」と自画自賛
落語家の笑福亭鶴瓶(66)が、俳優・菅田将暉(25)主演の映画「アルキメデスの大戦」(来夏公開予定)に大里清役で出演していることが31日、明らかになった。同名タイトルの原作漫画には、鶴瓶をモデルにした本人非公認のキャラクターが登場しており、本人がこれを“完ぺきに再現”した形。「そのまんまやんけ!」とツッ込まずにはいられなかったキャラクターを演じた鶴瓶は「漫画通りやるなら僕が一番」と自画自賛した。
「戦艦大和」を巡る、知略・謀略、そして数学を駆使した頭脳戦を描く物語に“本人”が出演した。鶴瓶は、「大和」建造阻止への鍵を握る、造船会社「大里造船」の社長・大里を演じる。原作では、見た目は鶴瓶そのもので、その名も鶴辺(つるべ)造船の社長・鶴辺清。原作者の三田紀房氏(60)が鶴瓶本人の許可を得ずに登場させたキャラクターだ。
出演オファーを快諾した後に原作をチェックした鶴瓶は、思わず「そのまんまやんけ!」とツッ込んだという。「三田先生は僕に内緒で漫画を描きはったみたい」とぼやきながらも「漫画通りにやるなら、それはもう僕が一番だと思います!」と自信を見せた。
劇中では、造船会社社長として難解な専門用語を交えた長ゼリフにも挑戦。菅田との共演シーンも多く、「俳優として人気も実力もすごい勢いで伸びていっている人(菅田)と一緒に映画を作れるのは面白い経験でした」と喜んだ。
無事“そっくりさん”を演じきると「オッケーや!」とガッツポーズ。NHK大河ドラマ「西郷どん」で岩倉具視を演じる“名優”は、気温35度超えの猛暑の中、役と向き合った日々を「半端ない現場でしたが、楽しかったです!」と笑顔で振り返っていた。
同作にはほかに、浜辺美波(18)、柄本佑(31)、小林克也(77)、小日向文世(64)、國村隼(62)、橋爪功(77)、田中泯(73)らも出演する。