さくら 柴又歩くと「お兄ちゃん感じる」寅さん 22年ぶり新作
女優の後藤久美子(44)が、来年12月27日公開予定の映画「男はつらいよ50 おかえり、寅さん(仮題)」の撮影で、23年ぶりに演技復帰したことが31日、分かった。都内で行われた同作の製作発表で明らかになった。同作は1969年の第1作から50周年で、22年ぶりのシリーズ50作目となる。
寅さんの妹・諏訪さくら役の倍賞千恵子(77)、さくらの夫・博役の前田吟(74)ら、ファミリーも会見に出席した。
倍賞は「さくらのところを自宅で声に出したら違和感があった。自分も年を取ったという違和感かな」と明かしつつ「セットに入ると、前田さんが腰が痛いと言ってたり、あちこち痛い人ばかりでホッとしてます」と苦笑。舞台の柴又を歩いているときなどに「お兄ちゃん(寅次郎)の気配を感じる」と明かした。
前田は「23年のブランクは感じませんでした。すぐに溶け込めた」と話した。