角替和枝さん 自宅から出棺 安藤サクラは気丈に大阪で朝ドラ撮影
原発不明がんのため10月27日に亡くなった女優、角替和枝さん(享年64)の遺体が1日、都内の自宅から出棺された。
午後5時過ぎ、関係者や近隣住民ら約30人に見送られ、黒のワゴン車で旅立った。出棺の際、俳優の夫、柄本明(69)や長男の佑(31)、次男の時生(29)の姿は見られなかった。
葬儀は近親者のみで執り行い、後日「お別れの会」を行う予定。
佑の妻で女優・安藤サクラ(32)は義母の悲報にも、ヒロインを務めるNHKの連続テレビ小説「まんぷく」のスケジュールを変更せず、大阪で撮影を続けている。この日、NHK大阪放送局で、制作統括の真鍋斎氏が明かした。
安藤の様子に関しては「ご本人のプライバシーに関わることですので、お察しいただければ」とした。
昨年6月に第1子長女を出産した安藤は、同作のオファーを受けた際、角替さんから「これやらないんだったら、事務所も仕事もやめちゃいな」と背中を押され、決断したことを明かしていた。