五木ひろし 旭日小綬章「たかが歌、されど歌」
政府は3日付で2018年秋の叙勲受章者を発表した。俳優で歌手の寺尾聰(71)、歌手の五木ひろし(70)、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの音楽を手掛けた作曲家すぎやまこういちさん87)らに旭日小綬章が贈られる。寺尾らは都内で会見、喜びを語った。受章者は桐花大綬章2人、旭日章976人、瑞宝章3103人で計4081人。
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子どもの頃から大好きな歌の道をひたむきに歩んできた五木。「たかが歌、されど歌です。歌には大きな力がある。少しでも長く頑張っていければ」。旭日小綬章の知らせに妻と抱き合い、喜びをかみしめたという。
朝から晩まで働く母親を見て「楽をさせたい」と歌を志した。16歳で歌手になったが売れず、「おふくろの喜ぶ姿を見るまでは」とあきらめなかった。23歳で「よこはま・たそがれ」がヒットした。
「奥ゆかしさや情緒が演歌だと思う。日本語の美しさや素晴らしさを大事にしたい」。伝統を守りつつ、新曲はスペイン語で海外配信も構想。「先輩方の歌があるから今がある。挑戦と継承が僕の大きな役目だと思う」
左手にマイク、右手に拳を握って歌う“ファイティングポーズ”がおなじみだ。「これからもファイティングスピリットを持ち続けていきたい」
