朝加真由美、娘が10年家出の過去 2年前から念願同居「家族になりましょう」
女優の朝加真由美(63)と娘で女優の手塚真生(28)が6日、フジテレビ系「ノンストップ!」のインタビューに応じ、手塚が16歳から10年間家出していた過去を明かした。
番組の中では仲むつまじい様子をうかがわせる2人だが、手塚は16歳で家出。10年間も朝加のもとに戻らなかった。朝加の離婚後、多忙な母に代わって2歳下の妹の面倒を一手に引き受けてきた手塚だが、16歳の時に「なんで私、こんなことばっかりやってるんだろうと。遊びたい!という気持ちが自然に芽生えたので、本当に最大限の嫌がらせをしたくて、髪の毛も金や白にしたりとか、思いつくことは全部やった」と、猛烈な反抗を見せ始めた。
当時、朝加は「本当にショックでした。あんなに頼りになったのにと…」と娘の急変についていけない心情も吐露。取っ組み合いのケンカもし、手塚が裸足のまま2階のベランダから外に逃げ、自転車で逃走することもあったという。
結局、そのまま友人や、別れた父のもとに身を寄せ、そこから学校に通うように。そして17歳で勝手に独り暮らしを始めてしまったという。もちろん朝加も家に戻るように説得しようとしたが「連絡も取りようがないし、パパに連絡して、(戻るよう説得を)お願いしたり…」と試行錯誤しながらも、結局、手塚は10年間、戻ることは無かったという。
そんな手塚がいきなり2年前に朝加に連絡を寄こし「すいませんが、もう一回ママと住みたいです」と連絡を寄こしたという。朝加は「帰ってくると思わなかった。嬉しかったですね。家族になりましょうって言いました」というと、当時を思い出し、涙を浮かべた。
なぜ、急に母の元へ戻ろうとしたのか?手塚は19歳でモデルデビューし、その後、女優に転身。「オーディションがあったりすると、練習に付き合ってもらったり、本当になんでもいいので、仕事がうまくいけばいいと思っているので、今までは頼らなかったんですけど、お願いしますと」と、女優に専念するため、経済的にも精神的にも母に救いを求めたと明かした。
一緒に暮らし始めて2年がたつが、朝加も「気を使っている感じ」と苦笑い。手塚も「もう少し家族っぽくなれたらいいな」と、願いをつぶやいていた。