東出昌大 三島由紀夫小説の舞台化は「恐れ多かった」
俳優の東出昌大(30)が7日、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで、主演舞台「豊饒の海」(12月2日まで)の初日を迎えた。
三島由紀夫の同名小説を初舞台化。「恐れ多かった」と語る三島ファンの東出だったが、5日までのプレビュー公演を終え、「良い感触を感じた。三島さんの作品を汚すことなくできると確信できました」と自信を見せた。
同作には7月に「BOAT」で舞台デビューした俳優の宮沢氷魚(24)も出演。「24歳で三島さんの作品に携われることはなかなかない。この年齢で挑めたと言うことは人生において貴重な経験です」としみじみ。約1カ月の舞台に向け「(小説を)読んだことのない新たな世代の人たちが触れるきっかけになれば」と力を込めた。
東京の後は大阪・森ノ宮ピロティホールで12月8~9日に公演。