マチャアキ感慨 ショーケンと9年ぶり共演「年齢とともに丸みを帯びてきた」
元ザ・スパイダースの堺正章(72)と元ザ・テンプターズの萩原健一(68)が、TBS系音楽特番「歌のゴールデンヒット~年間売上げ1位の50年~」(19日、後7・00)で9年ぶりに共演することが7日、分かった。グループサウンズ時代をけん引したマチャアキとショーケンが、貴重なフリートークを90分に渡って展開。萩原とザ・タイガースの沢田研二(70)がボーカルを務めた伝説のバンド「PYG(ピッグ)」の47年前の秘蔵映像も流される。
今なお現役で輝くグループサウンズのレジェンド2人が、久しぶりに顔を合わせた。
MCの堺とゲストの萩原が会うのは、プライベートで食事をした7年前が最後で、共演は2009年11月放送の堺の料理バラエティー「チューボーですよ!」以来。
堺によると、登録されていた萩原の携帯番号がすでに使われておらず、スタッフからも事前に連絡を取らないようにクギを刺されていた。数々の“暴れん坊伝説”を持つショーケンだけに、堺は収録前、同じくMCの宮迫博之(48)に「催涙スプレーを用意しとけ」とアドバイス(?)を送っていたという。
収録当日は、やや緊張感のある出だしながら、スパイダースとテンプターズ、タイガースのメンバーが集結した「PYG」の秘蔵映像を見ながら和やかに当時を回顧。ジュリーとツインボーカルだったショーケンは「PYG」について「1足す1が10にも20にもなるはずだったのに、ゼロになってしまった」などと振り返った。
収録後にショーケンと連絡先を交換した堺は、「ヤンチャで危険人物のように思っている人もいると思うんですけど、年齢とともに丸みを帯びてきた。ニュー・ショーケン、新萩原健一を見たような気持ちになりました」と笑顔だった。
番組は、日本の音楽史を貴重映像とともに振り返る特番の第4弾。今回は50年分の「年間売上げランキング」を紹介する。