堀江貴文氏 プロ野球参入の監督は元阪神オマリー氏に依頼していた

 実業家の堀江貴文氏(46)が7日にMBSで放送された「戦え!スポーツ内閣」(水曜、午後11・56)にゲスト出演。2004年にプロ野球新規参入を目指した際に、元阪神のトーマス・オマリー氏(57)に監督をオファーしていたことを改めて明かした。

 当時ライブドアを率いていた堀江氏は、近鉄買収に名乗りを挙げ、オリックスと近鉄の合併後は、仙台に新球団設立を発表したが、競合した楽天の参入が決定した。

 堀江氏は「ぼくはオマリーさんに(監督を)依頼した」と告白。中日、阪神で活躍し、楽天の初代監督も務めた田尾安志氏が「オマリーより僕の方が知ってると思ったんだけどな」と自身に監督オファーがなかったことをぼやくと、堀江氏は苦笑い。「なかなかみんな、ビビって受けてくんないっすよ、監督を。結構、断られました」と様々な人にオファーしたものの、断られたことを明かした。

 ほかにも当時米大リーグで現役だった通算354勝右腕のロジャー・クレメンス投手から「一緒にやろう」と言われていたことを告白。田尾氏から「なんで楽天(が新球団を持つこと)になったんですか」と聞かれると、「ナベツネに会わなかったから」と即答。「ナベツネさんに(球団買収案を)発表する前に会ってたら、いけてた(うまくいってた)」と元巨人オーナーの渡辺恒雄氏(92)への根回しが足りなかったと悔やんだ。

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