高橋克実、イッテQやらせ疑惑に川口浩探検隊を重ね…「憤り感じたことない」

 俳優の高橋克実が8日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」で、日本テレビ系バラエティ「世界の果てまでイッテQ!」にヤラセ疑惑が浮上したことに、70年代に子供達が夢中になった「川口浩探検隊シリーズ」を例に挙げ、ヤラセ疑惑を深く追及しなくてもいいのではという考えを示した。

 番組では冒頭から、週刊文春が報じた「イッテQ!」のヤラセ疑惑に対し、日本テレビ側が発表した見解などを放送。文春側はイッテQ!が放送した「橋祭り」は「日本のテレビ局の働きかけで行った」とヤラセだったと報道。

 一方日本テレビ側は「番組サイドで企画したりセットを設置した事実はない」としたが、その村で初開催だった「橋祭り」が以前からあったかのように誤解される部分があったことには「真摯に反省すべき点があった」としている。

 これを受け、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏は「報道番組ではない。子供達たくさん見ていて毎週楽しみにしてるんだから、あんまりこんなこと言わなくてもいいんじゃないかしら」と深く追及しなくても…という姿勢を見せ、高橋も「尾木さんも仰ったけど、子供なんかも喜んで見ている訳だから…」と同調。

 そして「僕らの子供の頃、川口浩探検隊とか見てましたけど、あれに対して憤りとか感じた事ない」と、70年代に子供達に大人気だった探検シリーズを挙げ、今回のことも目くじらをたてることはないと主張。

 安藤優子も「初めて足を踏み入れる!っていうのにカメラがね」と思い出したようにコメントすると、高橋も「先にカメラが足を踏み入れてるってね」と懐かしそうに振り返った。

 だが大村正樹リポーターは「これが恒常化されると、視聴者はじゃあイモトさんの山登りは…となってしまう。あの番組は本気だから支持されている」と、高橋の意見を理解しつつ、持論も語っていた。

 「川口浩探検隊」は1970年代から80年代にかけて放送された人気シリーズで、俳優の川口浩が大蛇や、首狩り族、恐竜魚、異常現象などを追い求めジャングルなどを探検。蛇やピラニアにかまれたり、おぼれたり罠にかかるなどするシーンが話題となった。

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