小栗「ゴジラ」でハリウッド進出 “世界のシュン”だ!謙さん以来日本人2人目
俳優の小栗旬(35)が、ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」(2014年)からスタートした「モンスター・ヴァース」シリーズの第4弾「ゴジラVSコング(邦題未定、原題GODZILLA VS. KONG)」(20年日本公開予定)に出演し、ハリウッドデビューすることが11日、分かった。配役は未定ながら、重要な役どころとなる。「モンスター-」シリーズにおいて主要キャストの日本人出演は、第1弾「ゴジラ」、来年5月公開予定の第3弾「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の渡辺謙(59)に続く2人目。
小栗がついにハリウッド進出を果たす。日本の至宝・ゴジラ作品での“本場デビュー”となるだけに、感慨もひとしおだ。
念願かなった小栗は「ハリウッド映画に出演することには、もちろん憧れがありました。それだけにハードルの高さも強く意識せざるを得ませんでした。しかし、本作の監督やプロデューサー、レジェンダリー(同作を手がける米製作会社)の皆さんのこの作品に対する情熱に触れて、チャレンジしたいという大きな意欲が湧いてきました」と高みを目指す思いを告白。さらに、「我が国が作り出したゴジラが、広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれるということに、今はひたすら興奮しています。演技者としてその作品世界に染まれるよう、全力で楽しみたい」と意気込んだ。
世界で活躍する日本の俳優といえば、渡辺謙や真田広之らが挙げられるが、今作を足がかりに“世界のシュン”となる可能性もある。小栗について、アレックス・ガルシアプロデューサーは「レジェンダリーと監督のアダム・ウィンガードは、三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO 2』で初めて彼を見た時から、最近では『銀魂』での仕事を高く評価している」と絶賛。「彼がモンスター・ヴァースシリーズの『GODZILLA VS. KONG』に加わってくれることに非常に興奮している」と期待を寄せた。
他の出演者として『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドらが決定。撮影は今月からスタートし、ハワイや豪州で行われる。