ガダルカナル・タカ 「オフィス北野」枝豆次期社長にエール「真面目で一本気」
たけし軍団のガダルカナル・タカ(61)が13日、都内で、MONDO TV 4K版映画「むこうぶち」の完成記念会見に、主演の袴田吉彦(45)、及川奈央(37)と登場した。ビートたけし(71)の独立で揺れた、所属事務所・オフィス北野の森昌行社長(65)が、今月にも退社予定であることを一部で報じられたばかり。新社長に就任予定のつまみ枝豆(60)にエールを送りつつ、新たな動きを見せた“お家騒動”を、早速ネタにして笑いを誘った。
口止めされていても、芸人の性(さが)を抑えることはできなかった。登壇するや、タカは演じた役の紹介に絡めて、「赤坂のオフィス北野を辞めるかもしれない社長の役を…」と第一声から大ボケ。袴田からは、「言うの、早いっすね」と苦笑いでツッコミが入った。
報道陣から騒動の真相を追求されると、「事務所からは『何も言わないでくれ』と。口が軽いからしゃべると思われ、事務所や(他の)タレントから何も教えてもらってないので、さみしい」とかわし気味に返答。新社長に就任予定の枝豆には「意外に真面目で一本気。やることをきちんとやってくれるから、いいと思う」と期待を寄せた。
軍団では重鎮だが、新体制における自身の役職は「何もない」と明言。「信頼されてないもの。裏でサポートする方に回ります」と自虐を交え後方支援を誓った。
マージャンが題材の作品にちなんで、たけしから授かった「ギャンブルに使える運があるなら、芸人というギャンブルに使った方がいい」という“金言”を紹介。「(教えを)守ってきたので運を持ってると思ってたら、師匠が事務所を辞めてしまった」と3月末で退社したたけしをイジりつつ、「あの人を師匠に持てたという、最高の宝くじを当ててます」と感謝の気持ちも向けた。
また、体調不調で休養中の浅草キッド・水道橋博士(56)については、「入院はしてないけど自宅療養で、かなり体が疲れてるよう。できるだけ早めに帰ってきてほしいけど、年内いっぱいくらいは休むでしょうね」と気遣っていた。