日本テレビ局員 社長謝罪に「謝って当然」日曜8時が普通に見れる状況になって…
日本テレビの大久保好男社長(68)が15日、都内で行われた民放連会長会見に出席し、「でっちあげ」疑惑が報じられた同局の人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜、後7・58)の「祭り企画」休止を発表した。収録済みの1本が放送見送りとなった。祭りの拡大解釈と騒動に発展したことを出演者含め関係各位に謝罪する一方、「でっちあげ」「やらせ」との指摘には、「意図はありませんでした」と繰り返し否定した。
大久保社長の会見を見た日本テレビのある局員は「謝って当然だと思う」としながらも「何より、子供たちが楽しみにしていた日曜8時の『イッテQ!』が普通に見れる状況になってほしい」と視聴者の多くを占める子供たちを思いやった。「よく言われるが、どこまでが演出でどこからがねつ造になるのか…バラエティーでは特に難しい」と話す人も。
別の民放テレビ局員は「社長が話すことで、騒動の沈静化をはかったのでは」と推測。「イッテQの番組全体が疑惑の目で見られ、別の番組に波及する可能性もあった」と分析した。