日本テレビの大久保好男社長（６８）が１５日、都内で行われた民放連会長会見に出席し、「でっちあげ」疑惑が報じられた同局の人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテＱ！」（日曜、後７・５８）の「祭り企画」休止を発表した。収録済みの１本が放送見送りとなった。祭りの拡大解釈と騒動に発展したことを出演者含め関係各位に謝罪する一方、「でっちあげ」「やらせ」との指摘には、「意図はありませんでした」と繰り返し否定した。

　番組ＭＣの内村が騒動後の初収録で番組観覧者に対し、「お騒がせして申し訳ありません」とわびていたことも明らかになった。

　内村は「撮影は少しも手を抜くことはありません。それは理解していただきたい」と呼びかけ、「番組が続く限り全力でやっていきますので、今後とも『イッテＱ！』をよろしくお願いします」などと話したという。タレントが謝罪する事態に、大久保社長は「非常に恥ずかしい思い。内村さんに申し訳ない」と話した。