TARAKO、さくらさんへまる子の声で感謝 涙声で「あんた、ホントにえらいよ!」
今年8月15日に乳がんのため亡くなった漫画家のさくらももこさんの「ありがとうの会」が16日、都内で行われた。代表作「ちびまる子ちゃん」のアニメで「まる子」役を務めている声優のTARAKOが、弔辞にあたる「ありがとうの言葉」を読み、改めて恩人への感謝を伝えた。
赤い帽子に黒い服のTARAKOは、「ちびまる子ちゃん」のうちわに言葉を書いた紙を貼り付けて登壇。すでに涙声で「こんな恩人になんのお礼もできなかったのが本当に…」と声を詰まらせ「その分、これからも頑張って、ももこ先生の世界を繋いでいくのが使命だと思っています」と決意を語った。
そしてアニメのまる子の声に切り替え「3年4組さくらももこ、通称まる子!」と自己紹介すると「大人になった私へ、よくぞ夢を叶えてくれました。あんた、ホントえらいよ」とまる子の口調で呼び掛けた。
「天使になった私へ。そっちはどうだい?今日はこのへんでウロウロしてるんだよね?そっちでもたまにはまる子描いてよ。どこにいても描き続けておくれ。またね」と締めくくった。