天童よしみ 恩人たかじんさんドラマで初ナレ「喜んでくれるかな」

 歌手・天童よしみ(64)が、2014年に亡くなった歌手・やしきたかじんさんの生涯を描くカンテレの特別ドラマ「なめとんか やしきたかじん誕生物語」(関西ローカル、20日、午後7・00)で自身初のナレーションを務めることになり、このほど収録を行った。

 天童にとってたかじんさんは「恩人」だ。デビュー後、伸び悩んでいた時期にたかじんさんが天童の才能を認め、番組企画で天童を応援するプロジェクトを立ち上げ、1993年の紅白歌合戦初出場につながった。

 収録を行った天童は「ナレーションと言うより、セリフのようにたかじんさんのドラマに入っていけました」と語った。ドラマで描かれたたかじんさんの不遇時代を見て「最悪な時代を経て頑張ってこられたんだな、と新しい発見があったり、すごく胸にグッとくることが何度もありました」と、初めて知って驚くことが多かったことを明かした。

 胸に込み上げるものがあったようで、「たかじんさんは、東京に行って大阪に戻ってきた境遇が私と似ているので『よしみ頑張れ、よしみ頑張れ』と応援してくれたんだろうなと思います。感謝の気持ちで読ませていただきました。たかじんさん喜んでくれるかな」と、目を潤ませた。

 ドラマはたかじんさん役を俳優・駿河太郎が演じ、桂ざこば、遙洋子、秋野暢子、オール巨人、大平サブローら、たかじんさんと親交があった俳優、タレントらが数多く出演する。

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