吉本ばなな氏 さくらさんとキャラクターのシャツでお別れ「語り合った青春がある」
「ちびまる子ちゃん」のヒットで知られ、8月15日に乳がんのため53歳で死去した、漫画家のさくらももこさんをしのぶ「ありがとうの会」が16日、東京・青山葬儀所で行われ、関係者、ファンら1000人が最後の別れを惜しんだ。
作家・吉本ばなな氏(54)が『ありがとうの言葉』を述べた。デビュー当時からの付き合いで、お互いのエッセーに交遊が度々登場した。この日は「私たちは疲れると、荻窪のスーパー銭湯で裸で待ち合わせし、ご飯を食べ、ももちゃんの家で語り合った青春があります」と思い出話。「『カワイイけど、ちょっと意地悪なおばあさんになるのが楽しみ』と言っていた。彼女は子供の心のまま、人生を生ききって去ったのだと思います」と今生の別れを惜しんだ。