さくらさん アッコもびびる酒豪だった…「私がいつも帰りたいって言う方」
「ちびまる子ちゃん」のヒットで知られ、8月15日に乳がんのため53歳で死去した、漫画家のさくらももこさんをしのぶ「ありがとうの会」が16日、東京・青山葬儀所で行われ、関係者、ファンら1000人が最後の別れを惜しんだ。歌手の和田アキ子(68)は、さくらさんの知られざる“酒豪伝説”を明かした。
さくらさんとは「飲み友達だった」という和田が、驚くべき“素顔”を明かした。
「大先生ですけど、一緒に飲むと、私がいつも『帰りたい』っていう方だった。それほど(酒が)強かった」。芸能界きっての大酒飲みとして名高い和田を圧倒し、自身が知る中でも「トップクラス」という酒豪だったというのだ。
2人が初めて出会ったのは2014年。和田の楽曲「すばらしき人よ」の作詞をさくらさんが担当したのが縁だった。そこから2人を結んだ絆が「酒」。「家にも来ていただきましたが、私から『帰ってくれない?』っていうぐらい。あちらのお家に行ったら、私の方が酔っ払って、息子さんと1時間ぐらいしゃべって、『それぐらいにしてあげてください』って言われた」と、常に明るく楽しく飲み続けたという。
最後に会ったのは「2年ほど前。闘病していたことも、全然知らなかった」とわずか2年ほどの付き合いだったが、和田の歴史を塗り替えるほどの飲みっぷりを見せていた。
最強の飲み友達との、最後の別れを終えた和田は「今日は『禁酒日』なんですけど、ちょっとだけ飲もうかな」とポツリ。「これからの日本を明るくしようね、笑って生きていこうね、って話し合ってね…」と寂しげだった。