「イッテQ」放送で疑惑を謝罪…「実質主催者」「協力費」などの詳細は触れず「猛省」
やらせ疑惑が報じられ、人気シリーズ「祭り企画」の休止を発表した日本テレビのバラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜、午後7・58)が18日夜、放送され、番組冒頭で視聴者に向けた謝罪を行った。番組冒頭、画面テロップで「番組をご覧のみなさまへ」とする謝罪文を掲出し、アナウンスで読み上げる形式で進行した。
内容はこれまでに番組HPに掲出している文面を要約した内容だったが、HP掲出の「番組の意向でコーディネート会社が主催者に提案したり実質的な主催者となったりして、イベントとして開催したケースがありました」「コーディネート会社に支払っている撮影経費の中から、開催費用や賞金、参加費、協力費が支払われていることもありました」といった制作手法の詳細に関しては「開催実績や開催経緯などの説明に誤りがありました」と要約した。
【謝罪全文】
「世界の果てまでイッテQ!」の放送に先立ち、当番組の「祭り」企画をめぐり、みなさまに疑念を抱かせ、ご心配をおかけする事態に至ったことについて深くお詫び申し上げます。
「祭り」企画では、大規模なフェスティバルから、スポーツの大会、イベント、コンテスト、愛好家が集う小さなゲームまで、さまざまな催しを「祭り」と名付けて扱ってきました。
しかし、一部の「祭り」において、開催実績や開催経緯などの説明に誤りがありました。
これまでの番組制作のありかたを猛省し視聴者のみなさまに自信をもってお届けできる体制が整うまで「祭り」企画については当面の間休止いたします。
制作者一同、原点に立ち返り、みなさまにより楽しんでいただける番組を目指して参りますので引き続き宜しくお願い致します。