山下リオ、主演サイクリング映画の第2弾が完成「前よりディープな作品に」
女優・山下リオ(26)が主演するショートムービー「あの空の向こうに~夏雲~」の完成発表記者会見が19日、兵庫県の南あわじ市役所で開かれた。
同作は徳島県鳴門市、兵庫県南あわじ市、2市と香川県東かがわ市を結ぶASAサイクリングコースとのコラボショートムービー「あの空の向こうに」の続編で、ヒロイン・亜海(山下)を中心に恋愛や親子関係、きょうだい関係、ライバル関係などが描かれる。
前作は3月の徳島国際映画祭で初お披露目され、映画祭での山下と姉の女優・大塚千弘との姉妹そろい踏みも話題を呼んだ。
地元・徳島出身の山下は「第二弾あったらいいねと本当に話していたので、また呼ばれて自分を受け入れていただき、また徳島出身としてもこうして戻って来られてうれしいです」と喜色満面。
前作から続投の矢部昌暉(DISH//)に加え、杢代和人、SUPER★DRAGONの田中洸希と笹原大地らフレッシュな顔ぶれや、ベテランの津田寛治が新たに参加しており、「緊張感を一緒に味わいながら見守る役だったので、かわいいなと思う自分がいました。津田さんが作品を締めてくださって、前よりディープな作品に仕上がっています。天気に恵まれ、壮大な景色が見どころだと思います」と見どころをアピールした。
会見には川野浩司監督、守本憲弘・南あわじ市長、泉理彦・鳴門市長も出席。川野監督は津田の起用理由を「幅広い世代がサイクリングをしているので、40代50代の幅広い人に見てもらいたかった」と説明し、守本市長は「前回は若い人中心でしたが、今回は父親役も登場しているので、父親のほろ苦さをとらえたシーンもあり、ミドルエイジの方々にも感情移入していただけるかな」と期待していた。