天童よしみ 道頓堀ZAZAの客席の近さに驚き「今までにない緊張感」
歌手の天童よしみ(64)が20日、歌手で作曲家の中村泰士(79)がプロデュースした歌謡ショー「道頓堀SUPER歌謡劇場」に登場した。ショーは大阪市のキャパ150人ほどの劇場「道頓堀ZAZA」で行われ、天童は「緊張感は今までにちょっとなかった」と終演後に感想を語った。
中村が「大阪を歌謡曲の聖地に」との思いで、14年から開催している同歌謡ショー。ショーの趣旨に賛同した天童は初めて参加し、約150人を前に「道頓堀人情」などを披露した。終演後に取材に応じた天童は「(客席が)近い。完全に生ですよね。何の飾りもない。お客さんに集中してもらう緊張感は今までにちょっとなかった。そういう意味ではこのステージに立たせてもらってよかった」と感想を語った。
天童はかつて、中村から曲の提供を受けたこともあり、この日も「私は中村先生のファンだったから、その時はうれしかった。なんとしても大ヒットに向けたいと思ったんですけど、壁は厚かった」と回顧。中村は「売れなかった。それが売れてたら、続けて書いていたが、2度目の注文はなかった」と笑い飛ばしていた。