黒木瞳は沈痛「若いころから見守っていただいた」朝丘さんと同じ宝塚歌劇団出身
今年8月に心不全のため78歳で亡くなった俳優の津川雅彦さんと、4月にアルツハイマー型認知症のため82歳で亡くなった女優の朝丘雪路さんとの、夫婦の合同葬お別れ会が21日、東京・青山葬儀所で営まれた。会場には多くの俳優仲間、関係者、ファンら約1100人が訪れ最後の別れを惜しんだ。
朝丘さんと同じ宝塚歌劇団出身で、1985年に退団後、津川さんと同じ事務所に所属して芸能活動をスタートさせた女優・黒木瞳(58)は、沈痛な表情で取材に応じた。
朝丘さんについては「(14年の)宝塚100周年の時、お元気でステージに立たれていたので、とにかくビックリした」と述懐。津川さんには「20代、30代と一緒にお仕事をして、若いころから見守っていただいた」と感謝を述べた。
津川さんとは、今年1月、ドラマの撮影現場で会ったのが最後だという。「ずっと酸素吸入器を付けていたんですが、本番になると外して…。弱ったところを見せないお姿に、役者魂、心意気を最後に見せていただいたと思っています」と感に堪えない様子だった。