フジ椿原慶子アナ「健康が一番」と番組で…就業中は禁煙とする企業が増加傾向と
フジテレビの椿原慶子アナウンサーが22日、同局系の「プライムニュース」に出演し、喫煙問題を取り上げたコーナーで「健康が一番」と訴えた。
番組では中盤で、「就業中は禁煙としている企業が増加傾向にある」と一つのコーナーをもうけた。「ちょっと一服する場所が会社から消えた たばこ休憩をすると生産性は低下するのでしょうか」とのアナウンスで始まり、就業中は禁煙とする企業が増加していると伝えた。
全面禁煙の会社が22%にまで増え、ある大手保険会社では、6月までに喫煙スペースを廃止し、社内を完全禁煙にしたと報道。米国での研究として、職場での喫煙は社員1人あたり平均して年間で4430ドル(約50万円)の損失があるとも伝えた。
また、国内のIT企業では非喫煙者に配慮し、喫煙をしない社員に年6日の有給休暇を追加で取得可能となったことを報じた。
コメンテーターの森田章氏は「喫煙休憩をとるとらないの時間ではなく生産性で考えるべき。喫煙休憩が不公平というのは企業の本来の目的である生産性向上というものの本質を見失いがちになるので注意が必要」とし、「ただ、健康リスクは別。健康を損なうことで仕事に支障をきたしてはいけない」と指摘した。椿原アナは「健康が一番と思います」とほほ笑んだ。