アンジュルムに中3の2人が加入 来年から12人体制に
10人組女性アイドル・アンジュルムに新メンバーとして、ともに北海道出身の中学3年生、太田遥香(15)と伊勢鈴蘭(れいら、14)が加入することが23日、明らかになった。パシフィコ横浜で行われたコンサートで、4000人のファンの前でお披露目された。来年1月2日のハロー!プロジェクトのライブから12人体制で本格始動する。
この日、2人はハロプロリーダーも兼任するリーダーの和田彩花(24)から「大丈夫だから、落ち着いて頑張って」と送り出された。ハロプロ研修生北海道から初のグループ加入となった太田は「ステージに立ったらどんな気持ちになるかと思ったけど、一瞬で真っ白になって、何を言ったか思い出せない」と初々しく話した。45歳の母親が安倍なつみ(37)のファンで、幼い頃からDVDなどを見て育ったといい、モーニング娘。’18の佐藤優樹(19)が目標とした。
5月のオーディションを経て加入した伊勢は、この日が“初舞台”となったが、「緊張しないで(あいさつ)できた」と強心臓ぶりを発揮。報道陣の前で、得意というアパレル店員のものまねも披露した。もともとハロプロファンではなく、姉が応募したことがきっかけでチャンスをつかんだ。アンジュルムの先輩、佐々木莉佳子(17)が目標という。
同郷、同年齢の2人は、10月下旬の加入決定時に初対面。以前にモー娘。のライブを鑑賞したという伊勢は、バックで踊る太田の存在を知っていたと明かした。アンジュルムの雰囲気については、太田が「想像してるよりみんなが楽しそうだった」といい、伊勢は「先輩たちは楽屋でも仲が良くて、それがステージでも表れてる」と明かした。
なお、和田は来春のコンサートツアーをもって、ハロプロおよびグループを卒業することが決まっている。