山田孝之、本番中に失神&救急車!佐藤健明かした「役に入り込む深さの次元違う」
俳優の山田孝之(35)が23日、都内で行われた主演映画「ハード・コア」初日舞台あいさつに登壇した。
キャスト陣には、タイトルにちなんで「どんな生き方がハードだと思うか」という質問が出された。弟役の佐藤健(29)は「隣で孝之君を見たら、とても自分がハードに生きてるとは言えない。この人くらいハードに生きてる人はいない」と山田の生き方を推薦した。
同じ俳優だからこそ分かる部分があるようで「すべてに一生懸命。役に入り込む深度、深さの次元が違う」と舌を巻いた。さらに、具体例として「本番中に気を失ったりしてる。台本に慟哭(どうこく)するとあって、慟哭して気を失って救急車を呼ばれたりしてる」と驚きのエピソードを明かした。
山田も「人生いつもハードだと思います」と自身のハードぶりに納得。「やりがいがあって楽しい。でも、勝手な使命感で“やらないといけない”って。これ早死にする人の典型ですよね」と苦笑いで体を心配していた。
映画は1990年代に漫画雑誌「グランドチャンピオン」に連載された伝説のコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」の映画化。テレビ東京系のドラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」(2017年)などでも仕事を共にした盟友・山下淳弘監督(42)とのタッグ作品。山田は純粋すぎて世間になじめないアウトローで、埋蔵金探しを仕事にする権藤右近(うこん)を、佐藤は右近の弟で商社マンの左近(さこん)を演じる。