俳優の志尊淳（２３）が２４日、都内でセカンド写真集「２３」発売記念イベントを行った。４年ぶりとなる１冊は、初めてというハワイで撮影され、志尊の「一人旅についていく」というテーマ。「プライベートの時間もカメラがついてきてくださった」と振り返り、現地での車の運転が印象的といい「怖かった。左ハンドルだし、交通ルールも違ってたり」と苦笑した。

　これまで「自分の写真だけで１冊が完成することに疑念があった」と写真集に抵抗があったというが、「やりたいことをやらせてあげると。衣装、ロケーション、レイアウトや構成だったり、いろんな部分に携わらせていただいて、役者としてファーストとは違うアプローチになった」と満足そうに話した。

　４年前との比較については「自分自身が変わったことはあまりないけど、周りの環境が変わった。４年前よりたくさんの人に認知していただいた」と話した。

　充実していた今年について聞かれると、「言葉で表すとどんな字になるかと質問されるけど、すごく感じたのは『責任』。性的マイノリティーといわれる役柄を演じて、表現者として発信に責任を持った。映画では主演を何本かやらせていただいて、主演としてのたたずまいとか、そこに発生する責任を考えた」と真剣な表情でコメントした。

　近づくクリスマスは仕事だとし、「スケジュールも確認しないくらい」と笑わせた。小学６年のときに親からサンタクロースの存在を明かされるまで信じていたという志尊は、「（プレゼントは）ちょっとした休みが欲しい」と本音を口にした。