たけし 熱湯風呂は「本当は熱くない」 “顔面鍋”問題で自ら暴露
ビートたけしが24日、レギュラーを務めるTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」に出演。自身が司会を務め、80~90年代に放送された人気番組「スーパーJOCKEY」(日本テレビ)の熱湯風呂の秘密を告白した。
番組では、煮えたぎるしゃぶしゃぶ鍋に顔を押しつけられて顔にやけどを負った元芸能事務所社員が社長をパワハラで訴えたニュースを取り上げた。今回の“事件”に関連し、たけし軍団らがかつて番組でネタとして行っていた「熱湯風呂」にも注目が集まっており、たけしは覚悟の上で自ら“暴露”をしたとみられる。
たけしは「昔だったら、俺なんか相当訴えられてるんだろうな。熱い風呂に入れた、とかいって。たけしパワハラ、とかいって」としみじみコメント。一瞬、考える表情を見せた後、再び口を開き、「あれ、本当は熱くないからね、別に。あれでやけどした人、見たことないから」とネタばらしした。
芸人やタレントが熱いそぶりをしているだけ、と敢えて踏み込んだ発言に、安住紳一郎アナウンサーは「それはたけしさん、コメントしない方が…」と苦笑いしながらフォロー。それでもたけしは「あんなに熱いわけないんだから」と芸人らの“リアクション芸”でおもしろく見せていたことを打ち明けた。
熱湯風呂を巡っては、たけし軍団の東国原英夫が23日のテレビで、「僕らはたけし軍団で痛い、熱いのいわゆるリアクション芸をやっていたが、痛い、熱いで笑いを取るのは相当の腕が、資質が必要です。我々がそういう笑いを提供した責任はあるんでしょうが、素人さんにはやるなと言いたい」と慎重に言葉を選びながら語っていた。