男女６人組グループ・ＡＡＡが２４日、福岡・ヤフオク！ドームで、２年連続２度目となる４大ドームツアーの最終日を迎えた。９月３０日の大阪・京セラドーム公演２日目が、台風の影響で中止となるアクシデントを乗り越えての完走。予定より１つ減った８公演で、自己最多となる３４万人を動員して、リーダーの浦田直也（３６）は「たくさんのファンの方と会える時間を作れました」と胸を張った。

　昨秋、初のドームツアーを終えてからの１年間は、個性を磨く時間でもあった。今年２月に宇野実彩子（３２）がメンバー最後発となるソロデビュー。４月には西島隆弘（３２）が東京ドーム単独公演を実現させた。末吉秀太（３１）はＤＡ　ＰＵＭＰ・ＩＳＳＡ（３９）とのコラボで、放送中のテレビ朝日系「仮面ライダージオウ」の主題歌「Ｏｖｅｒ“Ｑｕａｒｔｚｅｒ”」を担当している。

　高さ１８メートルのやぐら型可動式ステージでは、レベルアップした個人技を還元し、６色の歌声を響かせた。新アルバム「ＣＯＬＯＲ　Ａ　ＬＩＦＥ」の収録曲「ＤＥＪＡＶＵ」や、代表曲「恋音と雨空」など、２２曲を披露。過去最大ツアーのゴールで“完全燃唱”し、浦田は「最後まで走り切れて良かったです」と達成感を漂わせていた。