日テレ編成局長 テレ朝「ポツンと一軒家」は枠限らず「脅威」…イッテQ裏番組
日本テレビが26日、都内の同局で定例社長会見を開いた。同局の人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜、後7・58)の同時間帯に朝日放送テレビ・テレビ朝日系で放送されている「ポツンと一軒家」について、福田博之編成局長は時間帯に限らず「脅威」であると語った。
「ポツンと-」は衛星写真をもとに、他の集落や人里から離れた場所にある一軒家を、実際にロケ隊が訪問し、住む人や、そこにまつわるエピソードを紹介する番組。スタジオでは所ジョージ、予備校講師の林修氏らがメーン出演している。
福田編成局長は質問に対して「確かに素晴らしい視聴率をお取りになっていらっしゃいますので、脅威か脅威じゃないかといったらもちろん、この枠だけではなく、裏に好調な番組が来ればすべて脅威であります」と所感を述べた。
一方、「世界の果てまでイッテQ!」はやらせ疑惑が週刊文春に報じられ、当該のお祭りを紹介する企画を休止した上で社内で調査を進めているが、「今回のことが特にに影響しているかという情報はございません。個人的にもそれは思っておりません」とした。
両番組とも、それぞれロケに行き、スタジオでVTRを受ける、というスタイルは同じだが、視聴者層については「視聴ターゲットは違うのかなと思っております」と分析していた。