サンミュージック50周年 森田健作ら“家族”集結でゲッツ

 サンミュージック50周年記念式典でゲッツポーズを決める所属タレントの面々=東京プリンスホテル
 記念式典で相澤正久社長(右)と握手を交わす森田健作
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 大手芸能事務所「サンミュージック」のグループ創立50周年記念式典が27日、都内のホテルで行われた。所属タレント第一号で千葉県知事の森田健作(68)、西郷輝彦(71)、野村将希(66)ら160人が参加。かつて所属していた桜田淳子(60)、松田聖子(56)、酒井法子(47)ら昭和のトップアイドルたちの姿もVTRで映し出され、古参から新参までの“ファミリー”で記念すべきアニバーサリーイヤーを盛大に祝った。

 歌手、俳優、一発屋芸人から長期的な売れっ子タレント、果ては政治家に転身した青春スターまで。さながら芸能史を築いた立役者たちの品評会のようだった。

 1968年に創業したサンミュージック節目の式典には、現在の所属160人が集結。冒頭に流された創業当初から半世紀の歴史を紹介するVTRには、かつて所属していた聖子、淳子、のりピーら懐かしいOGがズラリ並んだ。

 あいさつに立ったのは森田。71年の日本テレビ系ドラマ「おれは男だ!」で一躍お茶の間の人気者になったが、「真冬のトンネルに入った時もあった」としみじみ。それでも事務所と二人三脚で突き進んだ結果、「出口はあった。まぶしい光を浴びることができました」と、“わが家”へ感謝の思いを述べた。

 スカウトされた際の思い出も披露した。ハンバーグをごちそうしてもらったそうで「芸能界に入るとうまいものが食べられる」と説得されたことを告白。当時、食べ盛りだった青年は「よろしくお願いします!」と即答し、千葉県知事までたどるスター伝説が始まった。

 森田は、13年に亡くなった同事務所創始者の故相澤秀禎元会長(享年83)に「生前『俺の手で50周年やりたい』と言っていたので残念。でもみなさんの姿を見て満足していると思います」と思いをはせ笑顔。「わがサンミュージックは家族。よりいっそう輝くサンミュージックを作って行こうではありませんか。頑張ろう~!」と後輩たちへ“勢力拡大”を呼びかけた。

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