赤木春恵さん 晩年の心の支えになったのは福山雅治…「文通」でTV報じる

 女優の赤木春恵さん=本名・小田章子(あやこ)=が29日、心不全のため都内の病院で亡くなったことが同日、分かった。94歳だった。晩年は要介護4の判定を受けた赤木さんの心の支えとなったのは、歌手で俳優の福山雅治(49)だったとフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」が報じた。

 赤木さんは2015年に自宅で転倒して左足大腿部骨折。その後はパーキンソン病の告知を受け、入退院を繰り返す生活になった。要介護4の判定も受けたという。今年10月に体調を崩し、悪化した。

 赤木さんが福山と出会ったのは入退院を繰り返すより前の14年。福山が主演した映画「そして父になる」が、ある映画祭で賞を受賞し、その式で1度だけ会ったという。それを機に、赤木さんの最後の主演映画の舞台が長崎で、福山も長崎出身だったことから「文通」という形で年が離れた友情を育んでいったという。

 福山は忙しい中、日常のことなどをこまめに手紙につづって赤木さんに伝えたそうで、「グッディ!」では「晩年の心の支えになった」とした。

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