「金八先生」の加藤優 赤木春恵さんを「校長先生!」と冥福祈る…直江喜一
女優の赤木春恵さん=本名・小田章子(あやこ)=が29日、心不全のため都内の病院で亡くなったことが同日、分かった。94歳。赤木さんはTBS系「3年B組金八先生」の校長役や、同局「渡る世間は鬼ばかり」の姑役などを演じ、数々のホームドラマで活躍した。突然の訃報に「金八先生」の第2シリーズで加藤優を演じた直江喜一(55)がSNSで冥福を祈った。
直江は「校長先生!」と同ドラマで君塚校長を演じた赤木さんを役名で呼びかけ、「ペコロスにでててよかった!」と赤木さんの遺作映画となった「ペコロスの母に会いに行く」のことをあげた。続けて「安らかにお眠り下さい」と願った。直江は現在、建設会社にも勤めていることをSNSで明かしている。
直江は同ドラマで不良生徒を演じ、「腐ったミカンの方程式」の回で大きな存在感を放った。「桜中学」放送室に立てこもり、教師らに胸の内を激しく訴えた後に警察に連行された。そのシーンはスローモーションで放映され、BGMに中島みゆきの「世情」が流れて長く語り継がれる名シーンとなった。
主演を務めた武田鉄矢は会見し、涙ながらに「良き先輩。長い間かわいがってもらって本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べていた。