人気デュオ「コブクロ」が１日、フジテレビで放送された「ＭＵＳＩＣ　ＦＡＩＲ」に出演。アルバム制作で訪れたロンドンで、小渕健太郎（４１）がパスポートや免許証などが入ったウエストポーチを盗まれ、大使館に駆け込んだことを明かした。

　１２月５日に２０年の活動の集大成となる初のコンプリートベスト「ＡＬＬ　ＴＩＭＥ　ＢＥＳＴ　１９９８-２０１８」を発売するコブクロ。アルバム制作中の１０月７日には、打ち合わせなし、海外では初めてのストリートライブを敢行した。

　ロンドンでの滞在は７泊。渡英前に、「リュックは上を切られたりして（物を取られたりするから）危ない」（黒田俊介）ということで、わざわざロンドン用にウエストポーチを購入。外出時には肌身離さず持っていたという。

　ある日、ご飯を食べに行ったところ、お腹いっぱいになり、ポーチを外して横に置いた。するとポーチごと盗まれてしまったという。翌日、大使館に駆け込んだが、入り口でＩＤの提示を要求され、「パスポート、免許証…全部、何もかもなくなっちゃったんで」（小渕）と困惑。結局、「盗まれた」と説明して大使館に入れてもらい、「１日がかりで渡航書を作ってもらって帰れた」と説明した。

　そもそも今回のロンドン旅は珍道中。コブクロの２人、スタッフのホテルが取れていなかったことが現地到着後に判明。布袋寅泰の知り合いに連絡し、取ってもらったこと、小渕がバスタブに水を溜めたまま寝入ってしまい、部屋が「くるぶしの手前まで水浸し」（小渕）になってしまい、ホテルのスタッフが駆け付けたことなど、騒動続きだったことを笑いながら明かしていた。