欽ちゃんなんでそーなるの!“愛娘”片岡安祐美の門出祝福も…あだち充氏に負けた
社会人野球のクラブチーム・茨城ゴールデンゴールズの監督の片岡安祐美(32)と元DeNAでラーメン店店主・小林公太氏(27)が結婚1周年を迎えた1日、コンラッド東京で披露宴を行い、茨城GG前監督でタレント・萩本欽一(77)ら190人が出席した。片岡はファンだった漫画家・あだち充氏(67)から夫婦を描いたウエルカムボードが届き涙。披露宴が苦手で6年ぶりに来場した萩本は「俺が来たことで泣いて」と苦笑まじりに嘆きながら、“愛娘”の門出を祝った。
母がデザインしたドレスに身を包んだ片岡に萩本は「来たときは“男の子”。私にとっては初めて“安祐美さん”を見にきた。ウエディングドレスの力は大きいね。あの“男の子”が女の子に変身。『わあ、きれいだ』と思った」と目を細め、夫婦と共に欽ちゃん走りを決めた。
披露宴が苦手という萩本は、出席したのはタレント・東貴博(48)が12年に開いた披露宴以来、約6年ぶり。過去に俳優・三浦友和(66)と山口百恵さん(59)の結婚披露宴も出席できなかったという。笑いと真面目な発言の折り合いが難しいそうで、「あがっちゃいます。芸能人がそれなりにいると途中で帰っちゃいます」と笑わせ、緊張が苦手な理由と打ち明けた。
しかし今回は、片岡から「私を熊本から東京に連れてきた責任を取って下さい」とお願いされた。駒大仏教学部4年で試験期間中の萩本は「留年する理由に使える」と照れつつ、「『行かない』と言いたくない」と出席を決意した。
“愛娘”の晴れの日に覚悟を決めて列席したにも関わらず、片岡が号泣したのは、野球漫画「タッチ」「H2」などを手掛けたあだち氏から届いた絵を見て。「メーク中なのに泣いてしまいました。感動だよ」という言葉に、萩本は“なんでそーなるの!”と言わんばかりに「俺が来たことで泣いてくれよ」と苦笑しながらツッコんでいた。
それでも“東京の父”は「安祐美は小っちゃい体で大きな野球の夢を描き、大きな野球人にたどり着いた。うれしいね。いい夫婦になる」。冗談を交えつつ、温かな言葉とまなざしで祝福していた。