尾野真千子 日テレの朝ドラに「ケンカ売っているのかと」「飽きる」
女優・尾野真千子(37)が2日、都内で行われた日本テレビの朝ドラ「生田家の朝」(『ZIP!』内で10日から放送、全13回)の制作発表に出席した。2011年下半期のNHK朝ドラ「カーネーション」のヒロインを務めた尾野は「『朝ドラ』って言うから(NHKに)ケンカ売っているのかなって」、撮影についても「飽きる…」と本音をぶっちゃける“真千子節”連発で笑いを取った。
今作は歌手で俳優の福山雅治(49)が企画プロデュースと主題歌、タレント・バカリズム(43)が脚本を担当。“どこにでもいるフツーの家族”生田家の朝を描いた物語で、ユースケ・サンタマリア(47)が主役のサラリーマン・生田浩介役、尾野は妻の早苗役を演じている。
尾野はオファーを受けた時は「どうなるんだろうと不安しかなかった」と正直に告白。「『朝ドラ』って言うから(NHKに)ケンカ売っているのかなって。どうすんのかな、どんな感じになるのかなと不安はあった」とあっけらかんと語った。
不安はあったものの、「バカリさんの台本をみて面白いし、童話みたいなもので、みんなが『ウフっ』てなると想像できた。だから、いいんじゃない」と引き受けた。
夫役のユースケからは、撮影について「緊張感が半端じゃなくて。マルチで一発でCM入らずに7分間。たかが7分、されど7分ですよ。長いよね。短期間でとって、同じリビングで99%、(子供役の2人を含む)4人で撮る。前やった朝ドラと違うでしょ?」とNHK朝ドラとの違いを問われると、「そりゃ、もう全く違いますよね。飽きる…。ずっと同じとこなんです」とポツリとつぶやいて、笑わせた。
ユースケからも「煮詰まってくる」と声が漏れると、企画プロデューサーの福山は「素敵で面白いと思ったのですけど、大人の俳優2人から『あきる』とか『煮詰まる』とか…」と苦笑だった。
「ZIP!」内の午前7時50分頃から7分の放送予定。