有働由美子アナ 一万人の前で朗読「記憶にない」
フリーアナウンサーの有働由美子氏(49)が2日、大阪市内で行われた合唱コンサート「1万人の第九」に出演し、第九の歌詞のもとになったシラーの詩「歓喜に寄せて」の訳詩を約3分半にわたって1万人を前に朗読した。
1983年に始まった世界最大規模で「第九」の合唱を行う同コンサート。有働アナは第九の演奏前に原詩を訳・編集した「よろこびのうた」を朗読した。
終演後に取材に応じた有働アナは「舞い上がるというか、記憶にないくらい」と記憶が飛ぶほどの緊張を告白。中学時代に意味も分からないまま歌詞を「覚えさせられていた」と振り返り、「1万人の人が歌うとこんなにも力のあるものになるのか、と。あのときの自分に教えたい」と話した。
これまでもナレーションなどを多く担当してきた有働アナだが、「シラーの詩と向き合って、こんなに詩と向き合ったことはないなと思って」と話していた。
この模様は29日午後4時から、MBSなどで放送される。