上沼恵美子 M-1審査員「引退します」「年寄りが偉そうにしてる場合じゃない」

 タレントの上沼恵美子が3日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」で、2日に行われた「M-1グランプリ2018」の審査について言及。ファイナリスト進出者が更なるレベルアップをすれば、まだまだ視聴率は取れると断言。また自身の審査員は「こんな年寄りが座って、偉そうしてる場合じゃない」「だから引退します」と審査員引退もほのめかす発言も飛び出した。

 番組では前夜のM-1について話題が及んだ。上沼は「楽しゅうございました」「一応紅一点で赤い服着させていただいて喜んで行って参りました」と切り出し「ありがたい、光栄なお話。毎年ね、またお話あるということは、松本人志さんが上沼さんにと言っていただいている。光栄な話」と審査員として参加できることを感謝した。

 霜降り明星の優勝が決まった瞬間、松本人志は「泣きそう」とまでコメントしていたことに「20代のあの2人、20代でグランプリ、どれだけ大変だったんだろうと、最後王冠握ったときに走馬燈のようにあの人達の気持ちになったんですよ」と審査員達の気持ちを代弁した。

 また決勝前までのファイナリストの漫才には「前半はだれましたよね。よく残ってきたなっていう漫才が続きましたから」と手厳しいコメントも。「でも、最後に行けば行くほど盛り上がってきた」と決勝に残った3組の実力を絶賛。特に上沼が優勝を投じた和牛に関しては「完成度が高い。いとしこいしさんかと思いましたよ」と高い評価。ただ弾けっぷりでは霜降り明星だったとし「だから霜降りが優勝しないといけないのかな」「いいもの見させて貰いました。勉強になりました」と感想も語った。

 そして再びファイナリストたちへ「もう少しレベルアップされた方が今後のM-1もっともっとまた盛り返して、テレビ離れの昨今も、もうちょっと数字が上がるのではと、置き土産として置いていきたい」と苦言を呈し、「M-1ソフトとして、島田紳助さん作ったものはまだある。ドラマがあるもん」と漫才の底力を訴えた。

 更に「こんな年寄が座って偉そうにしてる場合じゃない。だから私はもう引退します」「審査員よ。審査員は引退しますよ」と衝撃発言も。シャンプーハットてつじらから「そう言わんと…」と慰留されたが「むしろ(出場者として)出たいです」と語ると、シャンプーハットてつじらが「そっち?」と驚きの声を上げていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス