「ひょっこりはん」「カメ止め」は残念…流行語大賞 主な選外ノミネート語

 「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が3日、発表され、年間大賞に平昌五輪で女子カーリング日本代表が用いて話題になった「そだねー」が輝いた。ノミネート30語うちピン芸人発の「ひょっこりはん」や、話題になった映画「カメラを止めるな!」の略称「カメ止め」、NHK「みんなで筋肉体操」などからの「筋肉は裏切らない」などが選外となった。

 各ジャンルごとに見ていくと、政治分野では「高プロ(高度プロフェッショナル制度)」、「首相案件」といった言葉はトップテンから漏れた。スポーツ分野からはトップテンに「eスポーツ」を含めると4語(「(大迫)半端ないって」、「そだねー」、「奈良判定」)が入った一方で、日本中を注目を集める問題に発展した日大アメフット部の「悪質タックル」は入らず。全米オープンで日本選手として初優勝を果たした大坂なおみに関連した「なおみ節」、メジャーリーグで活躍した大谷翔平の「翔タイム」、夏の甲子園で吉田輝星投手の活躍が光った「金足農旋風」は外れた。

 芸能関係では大ヒットとなりDA PUMP復活の旗印となった「ダサかっこいい/U.S.A.」がトップテン入りならず。IT関連のグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの各社の頭文字をとった「GAFA(ガーファ)」、「仮想通貨/ダークウェブ」もトップテン入りを逃した。

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