赤木春恵さん、棺には森光子さんとおそろいの楽屋着、大好物のおせんべい収められる

(左側手前から)川崎麻世、角野卓造、太川陽介らの手で出棺される=杉並区の築地本願寺和田堀廟所(撮影・棚橋慶太)
 舞台写真などが飾られた赤木春恵さんの祭壇
2枚

 11月29日に心不全のため亡くなった女優の赤木春恵さんの告別式が4日午後から、都内で行われる。棺の中には、最愛の孫たちからの手紙やおひな様、晩年は食べられなかった好物のおせんべいなどが収められた。

 3日の通夜では700人もの人が参列し、“赤木ママ”との別れを惜しんだ。この日は告別式が午後から執り行われるが、棺の中に入れたものが報道陣に公表された。

 最愛の孫からの手紙、写真だけではなく、知人が作った手作りのおひな様も収められたという。これは、戦争の混乱で赤木さん自身がおひな様を持てなかったことから、棺に入れたという。

 また、親友でもあった女優の森光子さんとおそろいの楽屋着、最近、本人が食べたくても食べられなかったという大好物の固焼きせんべいもおさめられたという。

 弔辞は葬儀委員長の石井ふく子さん、里見浩太朗、大空眞弓が予定されている。

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