香川照之、大感激 ついに名前が昆虫の学名に 昆虫認知度アップ貢献で「光栄!」

 俳優の香川照之が5日、ツイッターを更新し、06年に岩手県久慈市で発見された昆虫化石に自身の名前が学名として付けられたことに「光栄なことです!」と感激をつぶやいた。

 大阪府の箕面公園昆虫館のHPには「館長執筆の昆虫化石論文が出版!学名はあの香川照之さんから…」と題した文書が掲載されている。

 その掲載文によると、06年に岩手県久慈市で白亜紀後期約8600万年前の地層から琥珀の昆虫化石が発見され、それが長らく日本で唯一のカマキリ化石と考えられていたという。だが箕面公園昆虫館館長の中峰空氏と山本周平氏らの研究チームが調査を進めた結果、新族新種の昆虫・アミメカゲロウ目トガマムシ科(新称)であることが判明したという。

 この昆虫が東アジアで発見されるのは初の記録だといい、和名は発見された場所にちなみ「クジコハクトガマムシ」とし、学名は「歌舞伎役者で俳優、そして昆虫好きとして知られる香川照之さんに昆虫の認知度向上に貢献していただいたことへの感謝の意を込めて献名し」として、「クジベローサ テルユキイ」と命名、記載したとした。

 大好きな昆虫に自身の名前がついたことに香川は大感激。ツイッターで早速「光栄なことです!」と喜びをつぶやいた。香川は大の昆虫好きで、その中でもカマキリが大好き。NHKEテレでは「香川照之の昆虫すごいぜ!」という冠番組も持ち、カマキリの着ぐるみを着た「カマキリ先生」として大活躍。昆虫好きが高じて、昆虫柄の子供服を販売する会社も立ち上げていた。

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